車種共通の中古車のチェックポイント

では外装の観察の注意点ですが、傷、ゆがみ、塗装の異常の3点です。前面は、バンパー、グリル、ボンネット、ヘッドランプ、フェンダーなどの状態をチェックします。気になる人はボンネットやフロントガラスの飛び石傷にも注意するといいでしょう。バンパーやフェンダーなどは実際に触ってみて立て付けを確かめてみるのも大切です。側面のドアですが、外面だけでなく内側も修理跡などがないかチェックします。後ろ面も前面と同様にチェックします。
総じて車両をチェックするポイントは、外装の小傷よりも車体の骨格重視ということです。そのために下部のサイドシル(車体の梁)は必ずチェックしなければなりません。ドアの下のステップ部も同様にチェックします。床下側も覗いて、損傷、腐食(錆び)、修理後がないか確かめましょう。骨格部を修理しているのは修復歴車ですが、たとえ修復歴に該当しなくても、損傷や修理、交換箇所がないか販売店に聞いてみることが大切です。